「打線に芯となる存在」中日・中田としての打点王獲得にも大きな期待
巨人から中日に移籍した中田翔が11日、大分市で行っている自主トレーニングを公開した。師弟関係である巨人・秋広優人と共に「気合を入れてやりました」という5年振りの丸刈り姿も公開し「本当にやってやろうという気持ちになっているし、そのためにこういうキツいトレーニングをしている。活躍したいという気持ちが強い」と強い覚悟を示した。
頭を丸めて練習に励む中田の姿は、15日放送の『プロ野球ニュース2024』でも大きな注目を集めた。
解説の斎藤雅樹氏は中田に対して「気合が入っている。やる気がみなぎっている」と評し、昨年自ら巨人を出て中日に行くという決断をした中田の強い思いは「中日もありがたいのでは」と述べた。
同じく解説の坂口智隆氏は、打点王を3回(14年・16年・20年)獲得した中田の実績を踏まえて「打点を稼げることは才能だと思う。中日にとっては良い補強になるし、得点力も大きなアップを見込める」と捉え、具体的には「1・2番など繋ぐ選手が活躍すれば、100打点は当たり前に見えてくる選手」とその活躍に太鼓判を押した。
得点数が4年連続セ・リーグ最下位となっている中日にとっても、中田の挙げる打点は必要不可欠となる。斎藤氏は「中田が入ったことで打線に芯がしっかりできる。いかに中田の前にランナーを出して、中田が返すか。それができれば、得点力は間違いなく上がる」と述べ、「中田は一塁で固定してほしい」と中日の新たな大砲となる中田のシーズンを通しての活躍を期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』