「まずは身体を戻すことですよね」
14年目のシーズンに向けてヤクルトの山田哲人が愛媛・松山市内で行っている自主トレを開始。昨年は105試合出場に留まり、打率.231、ホームラン14、打点40と山田としては寂しい数字に終わったことに、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣が復活への条件を口にした。
まずチームメイトとしてプレーした坂口智隆氏は「去年最初、前半開幕して何試合かは、僕は非常にいいなと思って見ていた」と良いスタートが切れたとしたが「そこでちょっと怪我があって、長引いてとかになっちゃったので…」と相次ぐ足の故障を悔やんだ。
今季には「まずは身体を戻すことですよね。もう1回鍛え直すと言いますか、僕は練習量増やして鍛え直してもいいのかなっていう感じはする」と提案した。
もう一人の解説者・斎藤雅樹氏も「いやもう本当にあれはやっぱり身体、まず身体ですよね。 怪我して良くないしっていうことがずっと続いてますよね」と同意した。
さらに1500安打まで12本、300ホームランまで15本、200盗塁まで6と記録ラッシュが期待されていることに斎藤氏は「この記録も通過点すっとクリアしないと。去年14本しか打ってないですし、15本じゃダメだってこと。こんなのもう本当にさっと通過するぐらいにしないと、ヤクルトは厳しいと思いますよ」と厳し目のコメント。
坂口氏は「楽しみですよね。この成績にしても全て色々到達できる年でしょうから。本人も覚悟を決めている1年だと思うんですけどね」とし「やっぱり彼が数字を戻してくると打線という意味で上の方で怖い存在になるのですね。キーマンであることは間違いないですよね」と元トリプルスリーの活躍と、チームの浮沈がリンクすると説いていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』