20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース』にニッポン放送ショウアップナイター解説者の宮本和知氏が出演し、巨人のドラフト1位・西舘勇陽について言及した。

　宮本氏は「僕は、阿部新監督の性格からすると、（西舘は）リリーフで使うと思いますよ」と分析。「リリーフで使って、良きところで頭（先発）に持ってくる可能性がありますよ」としながらも、「ただ今先発ローテーションのピッチャーが、頭数は今いる」と指摘。

「その中でそこに入っていくよりもリリーフとか、二軍から一軍から上がってくるピッチャーも敗戦処理からやらせると阿部監督が言っている。我々の時代もそうだった。そういうことをやると言っているので、一軍で育てようという気持ちがあるかもしれませんね。夏ぐらいからセットアッパーに入ってくる」と期待を寄せた。

　また、宮本氏は西舘について「本格派。全てクイックで投げられる。クイックで155キロくらい投げられる。ランナーは、ほぼほぼスタート切れないと思います。例えばいいところで出ていって、ランナー一、二塁の場面とかで、いけるというのはいいかもしれない。ランナー一塁に足の速い選手がいる時に西舘に代えるのはアリだと思いますね」と自身の見解を述べた。