三浦監督が評価した牧の行動
26年ぶりのリーグ制覇を狙うDeNAは、昨年までキャプテンを務めていた佐野恵太に代わり、牧秀悟が新しく就任。牧に白羽の矢を立てた理由を23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演した三浦大輔監督が説明した。
まず「元々ずっとキャプテンシーっていうの持っていて。大学の時からキャプテンにもなっていたって言ってたので」と学生時代の経験も考慮したうえで「中心になってね、打線じゃないだけじゃなく、チームも引っ張ってもらいたい」とコメント。
さらに25歳の年齢については「年齢じゃないと思うんで」と心配なしとキッパリ。続けて「僕は牧が1年目に入ってきた時から見てるんですけども、凡打してベンチ返ってくるじゃないですか。でも次のバッターをもう鼓舞してるんですよ。それはなかなかできないことだと思うんです。ましてこの打席の悔しさとかあると声も出ないですよね。それを牧はできて、切り替えができて。やっぱりチームのことを第一に考えてくれる選手なので」とチームメイトを盛り上げる姿を評価したと明かした。
また佐野から牧への変更には「きっかけは去年シーズン終わって色々考えてるところで、佐野もちょっと去年怪我もあったり、 ちょっと調子悪かったのでちょっとでも負担を減らしてあげたいっていうのはありました。チーム全体のことを考えて、牧にしようと」と佐野に重責からの解放の意味もあったと説明した。
佐野から受け継いだキャプテンの座。球界を代表するまでになった牧秀悟は三浦監督の期待に応えられるのかも、ベイスターズの注目ポイントとなる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』