ロッテ浦和での新人合同自主トレ最終日
ロッテの新人合同自主トレが24日、ロッテ浦和球場で行われた。
ロッテ浦和球場での新人合同自主トレ最終日となったこの日は、ウォーミングアップ、キャッチボール、ノックなどで汗を流した。
ドラフト1位・上田希由翔(明治大)は新人合同自主トレを「(キャンプに向けて)しっかり準備できた」と振り返り、「石垣島で緊張感持って、キャンプに向けてしっかりやっていきたいと思います」と話した。
上田は1月16日など新人合同自主トレ期間中、午前中の練習が終わった後も、一人室内練習場でマシンを相手に打ち込む日もあった。「(個人で練習した日が)多いかどうかはわからないですけど、全体の中では短い時間でしかバッティングができなかったので、追加で打つことは多かったと思います」と振り返った。
2月1日からはプロ野球選手として、新人選手を含めた2年目以降の選手たちとの競争が待っている。大学時代はサードで出場することが多かったが、ロッテのサードには今季からコンバート予定の中村奨吾、昨季はサードでチーム最多の101試合に出場した安田尚憲などがいる。
「サードがメインになるとは言われているんですけど、どこでも守れるように準備はしっかりしていこうと思います」と意気込んだ。
2年目以降の選手たちは?
2年目以降の選手たちも、ロッテ浦和球場でトレーニングを積む選手が多かった。
菅野剛士はキャッチボール、ライトのポジションでノックを受ければ、小野郁、横山陸人、秋山正雲はグラウンドでキャッチボール。
中森俊介と古谷拓郎などはブルペンに入り、捕手を座らせて投げ込み。中森は振りかぶって投げたり、セットポジションから投げたりし、変化球を交えて長い時間、投げ込みを行っていた。古谷も捕手を座らせ、変化球を交えて熱のこもった投球を披露していた。
春季キャンプも目前に迫り、2年目以降の選手たちも最終仕上げに入っているように感じた。
取材・文=岩下雄太