巨人・山﨑伊織 (C) Kyodo News

 巨人の山﨑伊織はプロ4年目の今季、昨季以上の活躍が期待される。

 山﨑は東海大時代にトミー・ジョン手術を受けた関係でプロ1年目の21年は一軍登板がなく、22年は登板間隔を空けながら登板し、20試合・97回1/3を投げて、5勝5敗、防御率3.14の成績を残した。

 昨季は開幕こそ出遅れたが、初登板となった4月19日のDeNA戦で初勝利を手にすると、7月4日の中日戦から7月29日の中日戦にかけて自身4連勝をマークし、自身初の月間MVPを獲得。10月4日のDeNA戦でプロ初完封勝利をあげ、2桁10勝、規定投球回にも到達した。昨季は23試合・149回を投げ、10勝5敗、防御率2.72だった。

 今季も先発ローテーションの一角として活躍を期待されるが、気になるのが昨季10勝のうち約半分に当たる5勝がDeNA戦で挙げたもの。DeNA戦は7試合・49回を投げて、5勝1敗、防御率1.65だったが、リーグ優勝した阪神戦は3試合・16回1/3を投げ0勝2敗、防御率6.06だった。

 球場別で見ても、東京ドームでは8試合・55回を投げて、4勝0敗、防御率2.45だったのに対し、甲子園は3試合・16回1/3で防御率6.06、マツダスタジアムは2試合・8回1/3を投げ防御率7.56と相性が悪かったのは気になるところ。屋外の球場が苦手だったかと言われると、横浜スタジアムでは防御率1.69、神宮では2.77としっかりと成績を残した。

 球場や球団によってムラが出るのは今季減らしていきたいところ。特に戸郷翔征と共に先発ローテーションの軸として期待されているならなおさらだ。得意球団との対戦は昨季のような安定感を見せ、苦手だった球場や球団に対しては少しでも数字を上げて欲しいところ。山﨑が戸郷と共に“2枚看板”となれば、非常に心強くなる。

この記事を書いたのは

岩下雄太

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