髙津監督(右)が見つめる中、ブルペンで投球練習を行った奥川恭伸

◆ 右肘痛からの完全復活を目指す5年目

 ヤクルトの奥川恭伸投手(22)が4日、沖縄・浦添キャンプで2度目のブルペン入り。高津臣吾監督(55)が注視する中、捕手を座らせ20球を投げ込んだ。

 初日に続き今キャンプ2度目のブルペン入り。始めは前回同様、中腰になった捕手に18球を投げ込み、そのあと初めて捕手を座らせ変化球を交え20球を投じた。

 様々な角度から右腕の投球を見守った髙津監督は「今の時期にしては悪くないんじゃないかと思いましたね」と評価。右肘痛からの完全復活を目指すプロ5年目。「もちろんキャンプも大切なんですけど、一番はシーズンなので。そこに向けての準備段階としてやっていきたい」と、焦らずマイペースで進んで行く。

(取材・文=上村祐作)

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