「“今年こそは”という思いは人一倍ある」
DeNAの小園健太投手(20)が6日、実戦形式の打撃練習に初登板。真っ直ぐ中心の投球で打者6人を無安打に抑えた。
先頭の松尾を空振り三振に仕留めると、続く梶原、山本、石上も最後は真っ直ぐで押し3人とも外野フライ。続く牧は二ゴロ、最後は林を三ゴロに退け、計24球のノーヒット投球で首脳陣にアピールした。
今キャンプ序盤は「強いストレートを投げること」をテーマに掲げており、その言葉通り、初の実戦形式で球威を感じさせるボールを投げ込み「真っ直ぐでしっかり押せて、(ストライク)ゾーンに制球できていたのはよかった」と振り返った。
2021年のドラフト1位も、昨季までの2年間で一軍登板はなし。「悔しい思いもあるし“今年こそは”という思いは人一倍ある。そこをこのキャンプで出せれば」と意気込んでおり、目標に掲げる開幕ローテ入りへアピールを続ける。
(取材・文=上村祐作)