捕手登録ながら昨季は外野で開幕スタメン
ヤクルトの髙津臣吾監督(55)が、今キャンプから三塁に挑戦中の内山壮真捕手(21)の守備能力を絶賛した。
捕手登録ながら、昨季は「7番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取るなど外野練習も継続中。その上で今キャンプから三塁での守備練習にも励んでおり「出場機会を増やすのが一番。しっかり前向きに捉えて、このチャンスをしっかり生かしていきたい」と意欲的だ。
髙津監督は内山の三塁守備について「上手いと思います。元々、高校2年までショートをやっていた選手。グラブ捌きとか足の運び方、スローイングはもう間違いない。普通の内野手と比べても遜色ないプレーをしている」と絶賛した。
三塁には大黒柱の村上がいるが、令和初の三冠王は近い将来のメジャー挑戦を視野に入れている。現時点では不測の事態が起きた時のオプションという位置づけだが、指揮官は「3年後、5年後を見据え、いっぱい失敗しがら成長してほしい」と、内山の無限の可能性に期待を寄せた。
(取材・文=上村祐作)