ニュース 2024.02.14. 06:14

クローザーに配置転換の則本昂大に坂口氏が太鼓判!「何を投げても抑えられる出力で投げられる」

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楽天・則本昂大 (C)Kyodo News

「気持ちも強いですし、向いている感じはします」


 昨シーズン24試合登板で、8勝、防御率も2.61をマークし、チームトップとなる155イニングを投げ切りローテーションを支えた則本昂大が、今シーズンからクローザーに配置転換されることが決定。

 12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣がその意味に言及した。まず解説者として出演した館山昌平氏は「まず長い年月クローザーを張っていた松井(裕樹)投手がいなくなってしまったので、そこを埋めていくのは新外国人なのか、もしくは内部昇格なのかというところで、先発の軸である則本投手を持ってきましたね」とチーム事象を加味しながら説明。

「もちろん奪三振能力はすごくあり、国際大会ではクローザーを任されたことがあったとしても、シーズンの長丁場では未経験。それでも今江監督が則本投手を持ってきたことは、先発に若いピッチャーがもっと出てこいよというメッセージが込められている」とローテーションを座をひとつ空けた理由を明かした。

 もう一人の解説者・坂口智隆氏はクローザー則本に「やっぱり嫌ですね。どの球種も素晴らしく凄い球をもっている。9回に出てきたからと言って球種が減るタイプでもないし、何を投げても抑えられる出力で投げられると思います。気持ちも強いですし、向いている感じはしますね」と打者目線で成功するのではないかと推測した。

 則本本人は「自分が先発で投げていて、最後を任せたい思いがあったのは松井裕樹。そういうふうに思われるクローザーになりたい」と決意した。プロ12年目の配置転換は、チームの浮沈の鍵を握っている。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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