実戦メインの沖縄二次キャンプがスタート!
広島の田村俊介外野手(20)が15日、実戦形式の打撃練習で2打数2安打をマークした。
この日から沖縄二次キャンプがスタート。メイン球場の「コザしんきんスタジアム」では11時過ぎから、様々な走者状況を想定した実戦形式の打撃練習が行われた。
田村はまず、最初の打席で現役ドラフトで新加入した内間と対戦。無死一塁の状況でバントの構えを見せると、ヒッティングに切り換え叩きつけた打球は遊撃手の左を破る左前打となり走者をしっかりと進めた。
第2打席は一死一、三塁の状況で河野と対戦。初球はスクイズを試みた打球がファウルになったものの、2ストライク後の高めに浮いた変化球を右中間へ弾き返し、これがワンバウンドでフェンスに当たる2点適時三塁打となった。
午後から行われたフリー打撃では中堅から左方向へ鋭い打球を連発するなど、レギュラー奪取に燃える期待の高卒3年目。前日14日には「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 欧州代表戦」の侍ジャパンメンバーに選出され、注目度は日に日に高まっている。
(取材・文=上村祐作)