「腕が伸びるところに投げてしまった」
楽天のドラフト1位・古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が18日、日本ハムとの練習試合(金武)に先発登板。プロ入り後の初実戦は2回2安打2失点の結果だった。
初回は先頭の郡司を右飛に仕留めると、粘る2番・淺間は二ゴロに退け二死。しかし、3番・水谷に中前打を許すと、続く新外国のレイエスに右越え2ランを浴び2点を失った。2回は7番・今川、9番・福田光にボール球が先行したものの、いずれもフライアウトに仕留め3者凡退。プロ初実戦は2回40球、2安打2失点、1奪三振1四球の内容だった。
メジャー通算108本塁打のレイエスに浴びた一発は、カウント3-1後の外角寄りの直球。「投げる前にライト方向に吹いている風向きは確認していたが、腕が伸びるところに投げてしまった。自分の失投です。いい経験になりました」と振り返った。
(取材・文=上村祐作)