三浦監督がここまでのキャンプを総括
DeNAは4日、1日から沖縄市宜野湾で行われている春季キャンプの第4クールを終了。三浦監督がここまでの総括を述べた。まずは「今年は第2クールぐらいにちょっと雨が降ったぐらいで、本当にいい天気で」と現役時代から“雨男”と知られる監督が、天候に恵まれた点に喜び「なので選手の体力的なこともあり、今日は早めに切り上げて、明日はしっかりと休んでということにしました」とコンディション優先のメニューを組んだ意図を説明した。
この日はライブBPで東克樹が安打性3、伊勢大夢が1、山﨑康晃も1と主力が順調な登板を果たしたことに「みんな順調です。東ももちろん何球かはまだまだこれから仕上げていかないといけないボールもあると思うんですけども、順調に次の段階に来てるし。今の時期にあれだけのボールを投げれば、問題ないかなと思います。ヤスやもそうですし、伊勢もしっかりと投げていた。この時期内容どうこうじゃないですから、しっかりと打者相手に今日、マウンド立てたっていうのがいいことですし、それを踏まえて、また次のピッチングなり、練習試合なりの登板に向けて、段階を経て1個ずつギアを上げてってくれればいいと思います」と心配は無用と言い切った。
ルーキーの3人、度会隆輝、石上泰輝、井上絢登についても「井上はB班に行きますけど、いいものを見せてくれてますし、アマチュアの時のビデオとか見てましたけど、想像以上のものを見せてくれてるなっていう、そういう期待感をもたせる選手たちだなと思っています」とそろって高評価を与えた。
次のクールからは戸柱恭孝、伊藤光、宮﨑敏郎、大和、大田泰示、楠本泰史の6名が沖縄に合流すると明言した指揮官。進化を掲げた今シーズン。チームは次のステージに向かって順調に進んでいる。
取材・文=萩原孝弘