フィリーズがベテラン野手メリフィールドを獲得
現地時間19日、フィラデルフィア・フィリーズがウィット・メリフィールド内野手(35)を獲得したことを発表した。契約は1年800万ドルで、来季の球団オプションが含まれている。
メリフィールドは最多安打を2度、盗塁王を3度獲得した実績のあるベテラン野手。昨季はブルージェイズに所属し、145試合に出場、打率.272、11本塁打、67打点、26盗塁、OPS.700という成績を残し、自身3度目となるオールスターゲームにも出場。昨季終了後に契約延長オプションを破棄し、FAとなっていた。2018年にはMLB選抜の一員として日米野球に出場した。
今季のメリフィールドは主に二塁手と左翼手として出場。フィリーズは左翼レギュラーのブランドン・マーシュがオフに左膝の手術を受け、中堅レギュラーのヨハン・ロハスが今季2年目と未知数なため、第4外野手としてメリフィールドを獲得。またマーシュと、二塁レギュラーのブライソン・ストットが共に左打者であるため、右打者のメリフィールドは内外野を兼任しながら対左腕での起用も見込まれている。