指揮官上機嫌「1回くらい打たれてもいい」
DeNAのドラフト2位・松本凌人投手(22=名城大)が15日、広島との練習試合に3番手として登板。2回無安打無失点のパーフェクト投球で開幕一軍入りをアピールした。
1点リードで迎えた6回から3番手として登板。まずは先頭の5番・林をスライダーで空振り三振に仕留めると、続く中村貴、二俣はいずれもフライアウトに仕留めテンポ良く11球でゼロを刻んだ。
続く7回は先頭の久保を1球で左飛に仕留めると、続く中村奨には粘られたものの最後は球威のある真っ直ぐで空振り三振。最後は途中出場の矢野を三ゴロに退け、計23球、無安打無失点、2奪三振無四球の快投で予定の2イニングを終えた。
三浦監督は変則ドラ2右腕の好投について「投げっぷりが良くボールも強かった。良すぎるかな、と思うくらいここまで順調に来ている」と評価。実戦デビューとなった15日の日本ハム戦(宜野湾)でも1回1安打無失点、1奪三振と好投しており、笑顔で「1回くらい打たれてもいいんですけどね」と続けた。
(取材・文=上村祐作)