昨季パドレス所属のサンチェスとノラが新チームと契約
現地時間21日、ミルウォーキー・ブリュワーズがゲーリー・サンチェス捕手(31)の獲得を発表。この移籍に伴い、今年1月にマイナー契約でブリュワーズに加入していたオースティン・ノラ捕手(34)が翌22日に退団、同日中にカンザスシティ・ロイヤルズとのメジャー契約が報じられた。
2選手は昨季パドレスに所属し、サンチェスは72試合、ノラは52試合に出場。昨年6月1日の試合では7番指名打者・サンチェス、9番捕手・ノラでスタメンに名を連ねていた。共に今オフFAとなっていたが、1日ばかりの再会を経て、新チームへ所属することになった。ノラは今回の“玉突き移籍”によってメジャー契約を獲得、思わぬ栄転を果たした。
サンチェスは通算173本塁打の強打が売りで、2018年にはヤンキースの捕手として歴代最多となるシーズン33本塁打を記録。ドミニカ共和国代表として昨年行われたWBCにも出場。昨季はメッツとパドレスでプレーし、打率.217、19本塁打、47打点、OPS.780という成績だった。
一方、ノラは打率.146、1本塁打、8打点、OPS.452とキャリアワーストの成績に苦しみ、昨季終了後にパドレスからノンテンダーFAとなっていた。両選手ともに、新チームでは控え捕手として起用されると見られている。