カージナルスがベテラン遊撃手クロフォードを獲得
現地時間26日、セントルイス・カージナルスがブランドン・クロフォード内野手(37)と契約合意したことをMLB公式が報じた。契約の詳細は不明。
クロフォードは2011年のデビューから13年間サンフランシスコ・ジャイアンツに所属し、2度のワールドシリーズ制覇に貢献。遊撃手として1617試合にプレーし、ゴールドグラブ賞4度の実績を誇る守備の名手として知られている。2017年のWBCでも遊撃手として全試合に出場し、アメリカ代表を初優勝に導いた。昨季は94試合で打率.194、7本塁打、38打点、OPS.587という成績で、昨季終了後にジャイアンツからFAとなっていた。今オフは引退を示唆する報道もあったが、新天地で現役続行となった。
カージナルスは昨季遊撃手として最多出場したポール・デヨングを昨季途中にトレード放出。さらに、2番手のトミー・エドマンが今オフに右手首の手術を受け開幕不透明となっていた。後半戦の遊撃レギュラーを務めたメイシン・ウィンは今季が2年目の21歳と未知数であるため、経験豊富なベテラン遊撃手の獲得に至ったと見られる。