投球練習中に笑顔を見せる楽天・則本昂大

 今シーズンから抑えに転向した楽天の則本昂大が25日、DeNA戦で実戦2試合目の登板を果たした。7回からマウンドに上った代わりばな、先頭打者の勝又温史にフェンス直撃の三塁打を許すと、続く楠本泰史にはライト前にタイムリーで1失点。しかしその後は後続を断ち最少失点で役目を終えた。

 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した齊藤明雄氏は「リリーフに持っていったのは三振を取れるボールがある、ストレートも速い、フォークもあるというところ。ハート的にもリリーフとして十分イケるピッチャー」と今江敏晃監督が先発から配置転換した意味を推測。続けて「ただ連投が続いたときにどうなるかという心配はありますし、リリーフだからといってスピードだけで行ってボールとストライクがはっきりしてしまうと危ない」と注意点にも言及しながらも「やはり先発と同じ気持ちで初球の入り方だけ注意すれば、あれだけ経験を積んでいるピッチャーなので、しっかりとできるとは思います」と先発もクローザーも経験した先輩から太鼓判。先発と違う調整方法にも「クローザーの場合は難しくないと思います。勝っているか同点の場面でしか出ないし、点差が離れたらピッチング(練習を)しなくていいので」と問題なしを強調していた。

 もう一人の解説者・江本孟紀氏は「先発で9回を投げていたピッチャーはできますよ。1イニングなら」と同意見。「でも自信を持って投げないとダメです。たしかに大事な場面はキツくてプレッシャーもかかりますけど、先発から比べたら楽だろう位の気持ちで。コントロールもいいし、ボールも速いから成功する確率は高いと思います」とメンタルを整えれば大丈夫と明言した。

 松井裕樹の穴を埋めるべく配置転換を受け入れた則本昂大。今江新監督の明暗を分けるキーマンとなりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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