社会人野球チームのGENESIS FUKUOKAは1日、2024シーズンの外部コーチにG.G.佐藤氏が就任すると発表した。

　GENESIS FUKUOKA（本拠地：福岡県北九州市）は2024年3月1日から、日本野球界では初の肩書となる下剋上コーチとしてG.G.佐藤氏と契約締結をした。初実践指導は3月31日の福岡教育大学（福岡教育大グランド）とのオープン戦より本格的に指導開始。

　GENESIS FUKUOKAは2022年に社会人野球連盟へ加盟し、昨年福岡県福智町とフレンドリータウン協定を締結するなど福岡県全域で活動する、今年で3年目の新設チーム。昨年の成績はオープン戦も含め3勝15敗2分で、昨年の大会では４試合の総得点はでわずか１点。圧倒的な打力不足の課題を解決すべく、NPB時代にはオールスターにも出場しホームランダービーで優勝するなど打撃には評価が高かったG.G.佐藤氏への依頼となった。

　依頼時にはGENESIS監督の松本大樹からの野球に対する思いや、社会人野球選手としての在り方や熱い気持ちなどを話し、G.G.佐藤氏が考える野球への情熱や思いが一致する部分もあり、GENESISを公式戦未勝利のチームから社会人野球日本一のチームへと【下剋上】を成し遂げる為、この度GG佐藤氏との下剋上コーチとして基本合意に至ったとのことだ。