李政厚がオープン戦1号本塁打
サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が現地時間29日に行われたダイヤモンドバックス戦でオープン戦第1号を放った。
李政厚は同27日の試合でオープン戦デビューし、初安打を記録。自身2戦目となったこの試合でも「1番・中堅」で先発出場すると、第1打席で二塁打、第2打席でソロ本塁打を放った。昨季8勝を挙げた先発右腕ライン・ネルソンから2本の長打を放ち、特に本塁打はこの試合全体で最速となる打球速度109.7マイル(176.6キロ)を記録。MLBへの適応を見せた。
李政厚は、中日でプレーした李鍾範(ジョンボム)氏を父に持つ、愛知県名古屋市生まれの25歳。KBOで7年間プレーし、884試合に出場。通算で打率.340、65本塁打、515打点、69盗塁、OPS.898という成績を残した。韓国代表として2021年の東京五輪や昨年のWBCにも出場。ポスティングシステムを利用し、昨年12月に6年1億1300万ドルの契約でジャイアンツに移籍。大谷の所属するドジャースや、金河成(キム・ハソン)の所属するパドレスと同じナショナル・リーグ西地区でMLB1年目を迎える。