鈴木誠也がオープン戦第1号本塁打
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(29)が現地時間6日に行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場。1週間ぶりの安打となるオープン戦第1号本塁打を記録した。
第1打席は先発左腕リード・デトマーズの初球カーブを捉え、あわや柵越えのライナーを放つも、左翼手がフェンス際で捕球し左飛。第2打席はデトマーズに空振り三振を喫するも、5回先頭打者で迎えた第3打席、2番手ケニー・ローゼンバーグの速球を引っ張り、左中間スタンドへのソロ本塁打。投手の代わり端を鈴木が捉えると、この回カブスは一挙3得点で逆転に成功。直後の守備交代でベンチへ下がった。
なお、同日には鈴木が憧れの選手と語り、同じ背番号「27」を着けるマイク・トラウトも今季第1号となる満塁本塁打を記録。この日のエンゼルスは2チームに分けて試合を行ったため、トラウトは鈴木の居るカブス戦ではなく、アスレチックス戦での出場となったが、憧れトラウトと揃っての一発となった。
この本塁打で鈴木は1週間ぶりに安打を記録。3打数1安打、1本塁打、1打点をマークし、オープン戦成績は打率.273、OPS.969とした。