俊足ユーティリティと正捕手候補のトレード
巨人は11日、若林晃弘選手と日本ハムの郡拓也選手の交換トレードが成立したと発表した。
若林はJX‐ENEOSから2017年にドラフト6位で指名されて巨人に入団すると、シュアなバッティングと内外野複数のポジションを守れる器用さを武器にユーティリティプレーヤーとして活躍。2020年の日本シリーズではスタメンに抜擢されるほどの期待を受けていたものの、門脇誠などの若手の台頭によって昨季の出場は21試合にとどまっていた。
また郡は帝京高から2016年にドラフト7位で日本ハムに加入すると、こちらも捕手に内外野複数ポジションをこなすユーティリティとして活躍。昨季は7試合出場にとどまったものの、成長著しい若手有望株としてファンからの人気を集めていた。なお、巨人での背番号は「37」に決まっている。
若林の移籍コメント
「読売ジャイアンツに入って6年間、プロとして色々な経験をさせていただき、本当に良い時間を過ごさせていただいたと感じています。たくさんの応援ありがとうございました。北海道日本ハムファイターズに行っても、変わらず元気な姿で活躍できるように頑張ります。今後とも応援よろしくお願いします」
郡の移籍コメント
「ファイターズでの約7年間、監督、コーチ、選手、スタッフの皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。ファンの皆様には良い結果をお見せすることができませんでしたが、いつも温かいご声援をいただき、大きな力となりました。ファンの皆様には心より感謝しています。この7年間たくさんのことを経験させてもらい、野球人としても成長させていただきました。新天地ではファイターズとの対戦を楽しみにしています。新たなステージで頑張りますので、引き続き応援宜しくお願い致します」