オープン戦
○ 西武 3 － 2 中日 ●
＜3月13日・ベルーナドーム＞

　中日のドラフト3位・辻本倫太郎内野手（22）が西武とのオープン戦に途中出場。一時逆転となる適時二塁打を放つなどバットでアピールした。

　3回表の攻撃で、送りバント失敗のあと牽制に誘い出され憤死したロドリゲスに代わり、早くも3回裏から「9番・遊撃」のポジションに入った辻本。まずは1点を追う6回の第1打席、イニング先頭で西武3番手・渡邉から左翼への二塁打を放ち好機を演出した。

　7回は7番・鵜飼の中前適時打で同点に追いついたあと、なおも二死一、二塁で再び渡邉と対峙。2ボール後の低め直球を捉えた打球は左中間への逆転適時二塁打となった。

　2－3と再び1点を追う9回の第3打席は無死満塁の好機だったが、ここは西武4番手・宮澤の2球目直球を打ち損じ三ゴロ。最終打席は悔しい結果となったが、それでも2本の長打を放ち3打数2安打1打点を記録。守備でも8回裏に、中犠飛の中継プレーで二塁走者を誘い出す偽投でタッチアウトを奪うなど、攻守両面でアピールした。