ニュース 2024.03.15. 15:52

くふうハヤテはオリックスとのファーム開幕戦で大敗 元De倉本が初安打、23歳富山が初適時打

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くふうハヤテナイン(C)Kyodo News
● くふうハヤテ 1 ‐ 9 オリックス ○
<3月15日・ちゅ~るスタジアム清水>

 くふうハヤテは15日、オリックスとのファーム開幕戦に1-9で敗戦。史上初めて静岡のチームが挑んだファーム公式戦の船出は、ほろ苦い結果に終わった。

 記念すべきファーム公式戦初先発のマウンドを託されたのは早川太貴。北海道出身の24歳右腕は、初回から二死一・二塁のピンチを背負うものの香月一也を直球で一ゴロに切り抜けるスタートを切る。

 しかし続く2回も連打で二・三塁のピンチを招くと、大里昂生と渡部遼人の連続適時打で2点を献上。さらに4回にも育成の山中尭之の1号3点本塁打などで一挙5点を奪われ、7点のビハインドを背負ってしまう。

 なんとか援護したかった打線だが、こちらも2回に前DeNAの倉本寿彦にチーム初安打が生まれたものの、その後は相手先発・宮城大弥に5回まで散発2安打に封じ込まれてしまう。それでも6回に、宮城に代わり登板した東晃平に一死から瀬井裕紀が四球を選ぶと代打・富山太樹が9球粘った末に適時右二塁打を放ち、嬉しいチーム初打点をマークする。

 しかし直後に2点を奪われて突き放されると、反撃もここまでとなり最後は二死二・三塁から代打・草場悠が空振り三に倒れてゲームセット。パ・リーグ三連覇中のチームに大差をつけられて敗戦となった。

 打っては散発5安打に1四球、守っては本塁打含む15安打9失点と投打ともに厳しい結果に終わったものの、新規参入チームの歩みはここからはじまる。野球の歴史に新たな1ページを作ったくふうハヤテに今後も注目していきたい。
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