ニュース 2024.03.22. 00:51

ドジャース・山本由伸、1回5失点のホロ苦デビュー「修正するポイントはしっかりわかってます」

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ドジャース・山本由伸(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
 「立ち上がりからコントロールが上手く出来ず、緊張で浮いてしまいそこから失点に繋がってしまったので、しっかり今日の試合を振り返りなるべく早く切り替えて次の試合に向かって行きたいです」。

 メジャー初登板・初先発となったドジャース・山本由伸は21日のパドレス戦、1回・43球を投げ、4安打、2奪三振、2四死球、5失点で敗戦投手。ほろ苦いデビューとなった。

 初回先頭のボガーツに初球の155キロのストレートをレフト前に弾き返されると、続くタティスJr.に投じたスプリットがすっぽ抜け死球でいきなり無死一、二塁のピンチを招く。ここをなんとか踏ん張りたい山本だったが、3番・クロネンワースに2点適時三塁打を浴び、わずか9球で失点してしまう。

 4番・マチャドにも四球を与え、なかなか1つ目のアウトを取れない山本だったが、キム・ハソンにセンターへの犠牲フライで失点もようやく1つアウトを奪う。続くプロファーを空振り三振に2アウトまでこぎつけたが、カンプサノ、ウェードに連続適時打を許し、結局初回だけで打者9人・43球を投げ、降板となった。

 山本は試合後、「試合に負けてしまったという悔しさは大きいし責任も感じています。シーズンはまだ長いですし、これから良いピッチングをしてチームに貢献出来る様に頑張って行きたい」と話し、「セットポジション入ってからの投球が乱れたんですけど、修正するポイントはしっかりわかってますしピッチングコーチにアドバイス頂きながら次の試合に向けてやって行きたい」と前を向いた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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