2024.03.30 14:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 1 | 終了 | 1 | 中日ドラゴンズ |
神宮 |
プロ20年目で開幕2戦目を託される
中日の涌井秀章投手(37)が30日、開幕2戦目となるヤクルト戦(神宮)に先発登板。4回にヤクルトの4番・村上宗隆内野手(24)から空振り三振を奪い、NPB史上24人目となる2000奪三振を達成した。
開幕2戦目の先発を託されたプロ20年目のベテラン右腕。初回からテンポ良くアウトを重ね、3回はピンチで見事な牽制死を奪うなど熟練の技術を披露した。
4回は3番・オスナからこの日の初三振を奪取。続く村上も最後は148キロの直球で空振り三振に仕留め、節目の2000奪三振に到達した。
涌井は横浜高から2004年のドラフト1巡目で西武入り。その後、ロッテ、楽天、中日と渡り歩き、2009年に沢村賞、最多勝には4度輝くなど、昨年までの19年間で通算159勝(156敗)を挙げた。中日で2年目となる今季はオープン戦で結果を残し開幕ローテ入り。この日は今季初登板で5回まで無失点と抜群の安定感を披露している。