ニュース 2024.03.31. 15:12

健大高崎が県勢初のセンバツ優勝!青柳博文監督「選手たちにありがとうと伝えたい」

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群馬県勢で初のセンバツ優勝を果たした健大高崎(C)Kyodo News
『第96回選抜高等学校野球大会』
○ 健大高崎 3 - 2 報徳学園 ●
<3月31日 決勝>

 春のセンバツ高校野球の決勝戦が31日に行われ、健大高崎が春夏通じて初の甲子園優勝を達成した。

 試合は初回、報徳学園が二死一・二塁から5番・安井康起の適時二塁打と相手の悪送球も絡み2点を先制する。しかしその裏、健大高崎はすぐさま反撃。二死一・二塁から5番・森山竜之輔が左中間を破る適時二塁打を放ち、同点に追いつく。さらに3回には、健大高崎の先頭・斎藤銀乃助が三塁打を放ちチャンスを作ると、高山裕次郎 が一・二塁間を破る適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 投げては先発の2年生・石垣元気が8回127球、2失点(自責1)、8奪三振の力投。9回はこちらも2年生の佐藤龍月がマウンドに上がり、二死から四球を与えるも最後の打者を空三振に抑え、見事に春夏通じて初の甲子園優勝を飾った。


 試合後、優勝監督インタビューに応じた健大高崎の青柳博文監督は、「チーム全体で束になり、一体感を持って戦っていましたので、1試合ごとにチームワークが深まって、力がついてきたと思います。今大会はバットが変わりましたけど、練習の成果が出たと思うので嬉しく思います」と充実感を滲ませコメント。

 「選手たちには本当にありがとうという言葉しかないです。色々な苦労のなかで、文句言わず頑張ってきてくれました。本当にありがとうと言いたいです」と選手たちに感謝の想いを伝えた。

 同校は春夏通じて初の優勝となったが、群馬県勢としても初のセンバツ優勝の快挙となった。
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