大谷翔平が3試合ぶり長打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間31日のカージナルス戦に「2番・指名打者」でフル出場。4打数1安打で3試合ぶりの長打を放った。
カージナルス先発は左腕のマッツ。第1打席はカウント2-2から外角いっぱいのシンカーに手が出ず、見逃し三振に終わった。
1点ビハインドの3回裏、二死一塁で迎えた第2打席も三振。カウント2-2から外角低め、ワンバウンドするチェンジアップに手が出てしまい、空振り三振に倒れた。
点差が4点に広がった6回裏、先頭打者として迎えた第3打席は内角高めに浮いたチェンジアップを引っ張り、右翼線へのエンタイトルツーベース。反撃の口火を切った大谷は、続くフレディ・フリーマンの中直で三塁に進み、4番テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打で本塁へ生還。ドジャースの1点目を記録した。
7回表の第4打席は、二死走者無しで3番手のパランテと対戦。この日唯一の右腕との対戦だったが、カウント2-2から真ん中付近のフォーシームに詰まらされ投ゴロ。この試合は4打数1安打、2三振という成績だった。
この試合開始前の時点で今季の大谷は左投手に対して9打数1安打と苦戦。この試合も連続三振を喫したが、3打席目で捉えて3試合ぶりの長打。打球速度は115.8マイル(約186.4キロ)を計測した。この試合の結果を受け、今シーズンの成績は打率.269、OPS.656としている。