NPBで元チームメイトの2投手がMLBで今季初登板
現地時間31日、元NPBのコリン・レイ投手(33)とニック・マルティネス投手(33)がともに今季初登板を果たした。
ミルウォーキー・ブリュワーズのレイは、メッツ戦に先発。5安打、2四球とランナーを出しながらも要所を抑えて5回1失点で勝ち投手。チームは4-1で勝利し、メッツとの開幕3連戦をスイープ。レイは勝ち投手となった。
今季からシンシナティ・レッズに加入したマルティネスは、ナショナルズ戦に先発。新天地でのデビュー戦で5回90球を投げ、6安打、1四球、3三振、3失点で勝敗付かず。チームは2点ビハインドで迎えた9回裏、二死二塁からウィル・ベンソンとクリスチャン・エンカーナシオン=ストランドの二者連続弾で3点を奪い、6-5の逆転サヨナラ勝利。ナショナルズとの開幕3連戦に勝ち越した。
レイは2021年にソフトバンクへ加入するも、シーズン途中で家族の事情により退団。2022年に再び来日し、NPB通算29登板で8勝7敗。昨季ブリュワーズでMLBに復帰した。
マルティネスは2018年から日本ハム、2021年はソフトバンクで計4シーズン在籍。通算63試合で防御率3.02、21勝22敗。2021年にはアメリカ合衆国代表として東京オリンピックに出場。2022年からMLBへ復帰しパドレスでプレー。昨季終了後にFAとなり、2年2600万ドルの契約でレッズに加入した。