ロッテの西野勇士は2日のソフトバンク戦で今季初先発する。
西野はオープン戦期間中、「去年の最低限のゲーム作りできている状態までは上がっていればいいかなと思っています。それ以上にきていると思いますけど、そんな感じですかね」と話していたが、シーズン初登板を前に「それなりにゲームは作れるんじゃないかなと思っています」とのことだ。
“ピッチングのタイミング”についても、3月19日の巨人とのオープン戦、3月27日の西武との二軍戦を通して、「まあまあですね、自分の思っている球もありましたし、そうでない球もありましたけど、確率はだいぶ上がってきたのかなと思います」と、精度が上がってきた。
開幕に向けて「もうちょっとスライダーが良くなれば」と話していたスライダーも、「スライダーもまあまあですね」と返ってきた。3月27日の西武二軍戦では、第1打席に追い込んでからスライダーをセンター前に運ばれた長谷川信哉に対し、1-1の3回二死走者なしの打席では、初球、2球目インコースのシュートで追い込み、3球目の外角スライダーでショートゴロに打ち取った。
「あれはシュートが良かったですね。スライダーは僕の中では足が引っかかったのがあったんですけど、ちょっと甘めに入っちゃったので、バッターの対応としてその前のシュートがだいぶ効いてたから少し甘くなっても、打ち取れていると思う。その前のシュートをしっかり投げきれているのは良かったなと思いました」。
開幕に向けて気になるのは、初回の球数が多いこと。3月5日のDeNAとのオープン戦以外は、全て初回の球数が全て20球を越えている。
西野は昨季「真っ直ぐの調子が悪くてもシュートだったり、スライダーでかわすピッチングもできるし、フォークが調子が悪くてもいけるし見たいな、そういう何かがダメでも何かで補える球種が絶対2つはあったので、それがすごいよかった」と話しており、オープン戦などで初回の球数が多かったのも、その日の良い球を探していたから結果的に初回の球数が多かったのだろうかーー。
「ちょっと試している球もあるので、その球も含めてですけど、いろんな球を投げたがっちゃうというか、いろんな球を投げようとして自分で、あんまりうまくいっていないだけ。シーズン入ったら、去年もそうですけど、かなりシンプルな配球でいっていたと思うので、そういうふうにいけたらいいなと思います」。
公式戦ではなく、オープン戦だったため、色々な球種を試しながら投げていた結果、初回の球数が多くなった。シーズンが始まれば、球数少なく長いイニングを投げる本来の姿に戻るはずだ。
▼西野の初回の球数
2月27日vsソフトバンク 20球
3月5日vsDeNA 12球
3月19日vs巨人 33球
3月27日vs西武二軍 23球
2日のソフトバンク戦は、ソフトバンクにとってホーム開幕戦にあたる。西野は「去年とかもそうですけど初回に点が取られるのが多くて、その後抑えても試合全体の流れとして良くないので、初回から全力で行って初回を特にしっかり抑えられたらいいなと思っています」。相手に勢いづかせないためにも、1イニング目をしっかり抑え、「そこから自分で作った流れに乗っていければいいなと思っています」と長いイニングを投げ、ゲームを作っていくつもり。
「もちろんやるからには勝ちたいし、1戦目を取るつもりというのは全員がそうだと思うので、しっかりその1勝に貢献できるといいなと思っています」。今季初登板となるソフトバンク戦で、チームを勝利に導く投球を披露する。
取材・文=岩下雄太
西野はオープン戦期間中、「去年の最低限のゲーム作りできている状態までは上がっていればいいかなと思っています。それ以上にきていると思いますけど、そんな感じですかね」と話していたが、シーズン初登板を前に「それなりにゲームは作れるんじゃないかなと思っています」とのことだ。
“ピッチングのタイミング”についても、3月19日の巨人とのオープン戦、3月27日の西武との二軍戦を通して、「まあまあですね、自分の思っている球もありましたし、そうでない球もありましたけど、確率はだいぶ上がってきたのかなと思います」と、精度が上がってきた。
開幕に向けて「もうちょっとスライダーが良くなれば」と話していたスライダーも、「スライダーもまあまあですね」と返ってきた。3月27日の西武二軍戦では、第1打席に追い込んでからスライダーをセンター前に運ばれた長谷川信哉に対し、1-1の3回二死走者なしの打席では、初球、2球目インコースのシュートで追い込み、3球目の外角スライダーでショートゴロに打ち取った。
「あれはシュートが良かったですね。スライダーは僕の中では足が引っかかったのがあったんですけど、ちょっと甘めに入っちゃったので、バッターの対応としてその前のシュートがだいぶ効いてたから少し甘くなっても、打ち取れていると思う。その前のシュートをしっかり投げきれているのは良かったなと思いました」。
気になる初回の球数
開幕に向けて気になるのは、初回の球数が多いこと。3月5日のDeNAとのオープン戦以外は、全て初回の球数が全て20球を越えている。
西野は昨季「真っ直ぐの調子が悪くてもシュートだったり、スライダーでかわすピッチングもできるし、フォークが調子が悪くてもいけるし見たいな、そういう何かがダメでも何かで補える球種が絶対2つはあったので、それがすごいよかった」と話しており、オープン戦などで初回の球数が多かったのも、その日の良い球を探していたから結果的に初回の球数が多かったのだろうかーー。
「ちょっと試している球もあるので、その球も含めてですけど、いろんな球を投げたがっちゃうというか、いろんな球を投げようとして自分で、あんまりうまくいっていないだけ。シーズン入ったら、去年もそうですけど、かなりシンプルな配球でいっていたと思うので、そういうふうにいけたらいいなと思います」。
公式戦ではなく、オープン戦だったため、色々な球種を試しながら投げていた結果、初回の球数が多くなった。シーズンが始まれば、球数少なく長いイニングを投げる本来の姿に戻るはずだ。
▼西野の初回の球数
2月27日vsソフトバンク 20球
3月5日vsDeNA 12球
3月19日vs巨人 33球
3月27日vs西武二軍 23球
2日のソフトバンク戦は、ソフトバンクにとってホーム開幕戦にあたる。西野は「去年とかもそうですけど初回に点が取られるのが多くて、その後抑えても試合全体の流れとして良くないので、初回から全力で行って初回を特にしっかり抑えられたらいいなと思っています」。相手に勢いづかせないためにも、1イニング目をしっかり抑え、「そこから自分で作った流れに乗っていければいいなと思っています」と長いイニングを投げ、ゲームを作っていくつもり。
「もちろんやるからには勝ちたいし、1戦目を取るつもりというのは全員がそうだと思うので、しっかりその1勝に貢献できるといいなと思っています」。今季初登板となるソフトバンク戦で、チームを勝利に導く投球を披露する。
取材・文=岩下雄太