オープン戦新人では10年ぶりに12球団トップの打率.434をマークしたDeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝が、広島との開幕3連戦で打率.385、2本塁打、5打点の活躍を見せた。
開幕前日「一昨日ぐらいに監督の方から、“隆輝、先に目をしたかもしれないけど開幕1番で行くから、隆輝らしく自分のプレーを貫いて頑張りなさい”と言われました。スタメンで使っていただける、1番で使ってもらえるということで、まずは全力プレーでチームの勝利に貢献するのが一番。まずは全力プレーで頑張ります」と意気込み、「1番は大事な打順、自分のバッティングで一気に勢いが来る思いますし、初球、ファーストストライクからアジャストしてチームにいい風を持って来れるようにやっていきたいと思います」と、チームに流れを呼び込むことを誓った。
『1番・右翼』でスタメン出場した3月29日の開幕戦、いきなり大仕事をやってのけた。0-3の3回一死一、二塁の第2打席、広島先発・九里亜蓮が投じた初球のスライダーを振り抜くと打球はベイスターズファンの待つライトスタンドに飛び込む値千金の同点3ラン。嬉しいプロ初安打が、ド派手な一発となった。
翌30日の試合前取材で、三浦大輔監督は渡会について「チームにとっても大きかったですし、本人にとってもド派手なデビュー戦になったのかなと思います。いいキャラしています。デビュー戦でいいアピールをしたし、度会隆輝を全国にアピールできたんじゃないかなと思います」と、その活躍に目を細めた。
30日も『1番・右翼』で先発出場し、初回の第1打席に広島の先発・黒原拓未から右側頭部付近に当たる死球を受け、1度はベンチに下がったが、出場を続行し直後に二塁へプロ初盗塁を決めた。第2打席にレフト前安打を放ち2試合連続安打とすると、4回の第3打席では3番手・大道温貴の外角低目147キロ直球を捉えてライトへ2試合連続となる本塁打。「とても嬉しいことですし、ホームラン打った後に教えてもらったんですけど、初めてということで嬉しく思っています」と喜んだ。
勢いの止まらない度会は6回の第4打席がライトへ二塁打、8回の第5打席がセンター前への安打と、サイクル安打に王手をかけるプロ初の4安打をマークする大活躍。
度会は「後ろにすごいバッターがたくさんいるので、自分は先輩方に繋ぐイメージで打席に立てている。打てているのは先輩のおかげかなと思います」と謙虚に話した。三浦監督は試合後、「今日は2本だなと話をしていたんですけど、4本ですか。大したもんです」と絶賛し、「想像を超えてくる選手ですよね。もちろんドラフト1位、素晴らしい素材、素質のある選手が入ってきて、公式戦でも厳しくなってくるだろうというところで上をいく活躍。いずれ壁にもぶつかるだろうけど、それも超えていくルーキーにとっては大した壁にもならないかもしれないですし、それくらい期待を持たせてくれる選手ですね」と手放しで褒めた。
3戦目は5打数0安打に終わったが、打席での期待感は変わらない。三浦監督が話したようにいずれプロの壁にぶつかる時がくるかもしれないが、それすらも軽く超えていきそうな雰囲気はある。“ハマの一番星”がトップバッターとしてチームを盛り上げていく。
(ニッポン放送ショウアップナイター取材班)
開幕前日「一昨日ぐらいに監督の方から、“隆輝、先に目をしたかもしれないけど開幕1番で行くから、隆輝らしく自分のプレーを貫いて頑張りなさい”と言われました。スタメンで使っていただける、1番で使ってもらえるということで、まずは全力プレーでチームの勝利に貢献するのが一番。まずは全力プレーで頑張ります」と意気込み、「1番は大事な打順、自分のバッティングで一気に勢いが来る思いますし、初球、ファーストストライクからアジャストしてチームにいい風を持って来れるようにやっていきたいと思います」と、チームに流れを呼び込むことを誓った。
『1番・右翼』でスタメン出場した3月29日の開幕戦、いきなり大仕事をやってのけた。0-3の3回一死一、二塁の第2打席、広島先発・九里亜蓮が投じた初球のスライダーを振り抜くと打球はベイスターズファンの待つライトスタンドに飛び込む値千金の同点3ラン。嬉しいプロ初安打が、ド派手な一発となった。
翌30日の試合前取材で、三浦大輔監督は渡会について「チームにとっても大きかったですし、本人にとってもド派手なデビュー戦になったのかなと思います。いいキャラしています。デビュー戦でいいアピールをしたし、度会隆輝を全国にアピールできたんじゃないかなと思います」と、その活躍に目を細めた。
30日も『1番・右翼』で先発出場し、初回の第1打席に広島の先発・黒原拓未から右側頭部付近に当たる死球を受け、1度はベンチに下がったが、出場を続行し直後に二塁へプロ初盗塁を決めた。第2打席にレフト前安打を放ち2試合連続安打とすると、4回の第3打席では3番手・大道温貴の外角低目147キロ直球を捉えてライトへ2試合連続となる本塁打。「とても嬉しいことですし、ホームラン打った後に教えてもらったんですけど、初めてということで嬉しく思っています」と喜んだ。
勢いの止まらない度会は6回の第4打席がライトへ二塁打、8回の第5打席がセンター前への安打と、サイクル安打に王手をかけるプロ初の4安打をマークする大活躍。
度会は「後ろにすごいバッターがたくさんいるので、自分は先輩方に繋ぐイメージで打席に立てている。打てているのは先輩のおかげかなと思います」と謙虚に話した。三浦監督は試合後、「今日は2本だなと話をしていたんですけど、4本ですか。大したもんです」と絶賛し、「想像を超えてくる選手ですよね。もちろんドラフト1位、素晴らしい素材、素質のある選手が入ってきて、公式戦でも厳しくなってくるだろうというところで上をいく活躍。いずれ壁にもぶつかるだろうけど、それも超えていくルーキーにとっては大した壁にもならないかもしれないですし、それくらい期待を持たせてくれる選手ですね」と手放しで褒めた。
3戦目は5打数0安打に終わったが、打席での期待感は変わらない。三浦監督が話したようにいずれプロの壁にぶつかる時がくるかもしれないが、それすらも軽く超えていきそうな雰囲気はある。“ハマの一番星”がトップバッターとしてチームを盛り上げていく。
(ニッポン放送ショウアップナイター取材班)