立浪竜の片目が開いた!
開幕カードを2敗1分けと勝ち星のないままバンテリンドームに帰っていた中日が、巨人相手に粘りの戦いを見せ延長戦の末、見事なサヨナラ勝ちを納めた。11回に劇的なサヨナラアーチを放ち、3点差逆転勝利の立役者となった細川成也は、ヒーローインタビューで「この名古屋から打ってやるぞっていう気持ちではいたので、ほんとに最後に1本出てよかったです」と喜びを表現した。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した平松政次氏は、19打席目での今季初ヒットがサヨナラホームランとなった細川に対し「この打順でホームランを打てるのは中田翔と、細川くらい。 この辺が打ってくると、また中日も乗ってくると思います」と和製大砲の打棒爆発がチームを引っ張ると指摘。続けて「小笠原(慎之介)も頑張りましたしね」とこの日先発して7回を3失点でまとめ、粘りのピッチングを披露した左腕も労った。
MCを務めた高木豊氏も「いいゲームでしたからね。これで流れをちょっとでも変えなきゃいかんですね」とこの日の劇的勝利で、開幕カードの嫌なムードを払拭してくれることを願っていた。4戦目にして片目の空いた中日。この勢いを活かすためにも、2戦目の戦いが大切になってくる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』