大谷翔平は4試合ぶりノーヒット

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手（29）が現地時間2日のジャイアンツ戦に「2番・指名打者」でフル出場。

　ジャイアンツの先発は開幕投手を務めたウェブ。初回、無死一塁で迎えた第1打席は、フルカウントから外角低めのスライダーに空振り三振。この間に一塁走者ムーキー・ベッツが盗塁に成功すると、3番フレディ・フリーマンが右前適時打を放ち、ドジャースが先制点を挙げた。

　3回裏、一死走者無しの第2打席はカウント0-1から真ん中に入ってきたシンカーを打ち返したが、平凡な中飛に終わった。

　ドジャースが3点リードとなった4回裏の第3打席は、ボール球を4球続けて見送り、四球で出塁した。

　1点差に迫られ迎えた6回裏、二死一、二塁の好機で第4打席を迎える際に、ジャイアンツは2番手右腕ロウプから左腕ロジャースへ投手交代。外角高めのシンカーに初球打ちを試みるも、打球は二塁手の正面に転がり、二ゴロに倒れた。

　この試合の大谷は3打数無安打、1四球で4試合ぶりにノーヒットに終わった。開幕から8試合、未だ本塁打が出ず、今季成績は打率.242、OPS.630に低下している。