「去年の雰囲気がちょっと出ましたね」
DeNA相手に近本光司と森下翔太の一発と、佐藤輝明にも待望の打点が付くなど、派手な逆転勝利を演じた3日の阪神。しかし3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が阪神内野陣の堅守が勝利を呼ぶ鍵となったと分析した。
この日は全体的に内野の動きが良く、特に1点ビハインドの5回、一死一塁で石上泰輝の放った二遊間への打球をショート・木浪聖也が横っ飛びで好捕。逆手トスからセカンドの中野拓夢がファーストへ転送し、併殺を完成。石上は8番打者ということもあり、次の回は投手からの打順とさせ、DeNAの打順の巡りも悪くする意味も持たせたプレーだった。
守りから攻撃につなげる岡田阪神の野球ができてくれば、虎の勢いは一気に増してきそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』