チーム平均与四球数3.15個→2.28個と劇的改善した要因を分析!
ソフトバンクは5日、今季初対戦の楽天に対し6-1と快勝。打線は仙台に移動しても好調をキープし、13安打と大暴れ。大量の援護点をもらった今季初先発・石川柊太は、5回86球で2安打1四球1失点5奪三振と好投した。
解説の五十嵐亮太氏は、現段階でのホークス投手陣の与四球数に注目。昨季の平均が3.15個だったのに対して、今季がここまで2.28個と劇的に改善した点を挙げ「昨年から四球が大きく減った理由は、ストライクゾーンで勝負するようになったこと」と断言。特に「現段階で無四球の試合も2試合あるのは、コーチの影響もある」と、今季から投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)に就任した倉野信次氏の存在に着目し「倉野さんが入って、ストライクゾーンで勝負しよう、甘くなって打たれても仕方ないのでと考えるようになり、投手も割り切れてゾーンで勝負することができている。これが投手陣に良い結果をもたらしている」と分析。投球がストライク先行となることで「守っている方も絶対に守りやすい」と野手陣への好影響を語った。
打線の調子が上向いている中で、先発・中継ぎ・抑えと開幕から好投が続いており、投打のバランスが非常に良いソフトバンク。今日の勝利でパ・リーグ単独首位にも浮上した。このまま投打の歯車がかみ合ったまま優勝に向けて邁進できるか、期待が寄せられる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』