「先頭打者はなんでもいいので塁に出る」
広島が阪神の前に0-1の惜敗を喫した。甲子園では昨シーズンのレギュラーシーズン、クライマックスシリーズを合わせて、なんと11連敗。さらに前カードから続く完封負けを4まで伸ばしてしまい、チームとしてもセ・リーグとしてもワースト記録に並んでしまった。
ホームベースが遠い広島打線に、9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「そろそろみんなにプレッシャーがかかってきてると思うんですけど…」と心配すると、解説として出演した坂口智隆氏も「得点圏で回ってきたり、先頭バッターであったりしたとき、打席の中ですごく選手たちも考えてるとは思うんですよね」と同意。そのうえで「でもこういう時に大事なのは、チームとしては得点圏で攻める回数を増やすということだと思います。まずは先頭打者はなんでもいいので塁に出るっていうのを、徹底していけたらいいのかなっていう感じはしますけど」と、とにかくチャンスの場面を作ることの必要性を説いた。
もう一人の解説者・斎藤雅樹氏も「(スコアが)絶対この逆になるときがありますから。だからそれまで、ほんとに我慢するしかないですね」と辛抱強く戦っていって欲しいと願っていた。
開幕してすぐに沼にハマってしまった感のある赤ヘル打線。突破口を開くのは誰なのかにも注目が集まっている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』