「中田に打点シーンを回せるかがカギ」
中日がDeNAとの首位攻防戦を完封で制した。2年ぶりの4連勝で実に2891日ぶりの単独首位に躍り出た。
竜が乗っている。打線では新加入の4番・中田翔が3打点の活躍を見せると、投手陣は先発の小笠原慎之介が7回1失点でゲームメイクすると、その後は鉄壁のリリーフ陣が無失点で試合を締め3-0で勝利した。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した斎藤雅樹氏は「ジャイアンツの時も、追い込まれたら結構軽打というのをしてました」と、ともにミートに徹し、ライトに運んだ2本のタイムリーヒットを評価。
もう一人の解説者の坂口智隆氏は「投手陣はずっといいので、 中田選手の前にいかにこう、打点シーンで回せるかが、中日のこれからのカギになってくるんじゃないのかなと思いますね」と解説すると、MCを務めた高木豊氏も「ほんとにいかに点数を取るかっていうのがこのチームの課題。中田翔だけはバントしなくていいと思うけど、あとの全員がそういう(塁を進める)準備をしてたら、今年はひょっとするぞっていう風に僕は思ってるんです」と1点を取る野球ができれば、この先台風の目になるかもと期待していた。
中田翔の加入で一気に得点能力の増した中日。この男のバットが竜の浮沈のカギを握っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』