「どうやって不調を抜け出すのかっていうのも見てみたい」
DeNAが中日に1-3と完敗を喫し、首位の座から陥落した。この日は中日先発・小笠原慎之介に7回まで1得点と打ちあぐねると、8回勝野昌慶、9回ライデル・マルティネスのリレーの前に打線は沈黙。4カード連続の初戦勝利を飾ることはできなかった。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「出だしものすごい華やかにデビューした度会。いまここに来て、攻め方もちょっと違ってきたと思うんですけども(最近5試合の打率).136。そしてで出塁率も(.267)初球から打っていくんで、あんまり高くないんですよね」とトップバッターのルーキーに言及。
この日解説として出演した斎藤雅樹氏も「やっぱり1番っていうことを考えればね、まず塁に出るっていうことを1番に考えた方がいいのかなと思いますけどね」と指摘すると、もう一人の解説者の坂口智隆氏も「僕も出塁率に重きをおいてやってたんですけど」とトップバッター経験者として同意した。また「度会選手の場合はこう華やかにずっと打ってたじゃないですか。 だからこうやって苦しんで、どうやって不調を抜け出すのかっていうのも見てみたいなっていう。野球ファンとしてはそういう気持ちもあります」とエールも忘れなかった。
最後に高木豊氏は「先は長いんで。これだけの成績を見て1番失格だという風には言わないですけども、やっぱり1番としてどう機能していくか。 これが課題でしょうね」とここからの巻き返しを注視していきたいとした。
オープン戦から開幕カードまでは順風満帆だったゴールデンルーキー。ここから立て直すことができるのかにも注目が集まっている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』