2人がチームのエースとなるために求められる投球とは?
楽天は12日、ロッテとの今季初対戦を5-2と勝利で飾った。楽天先発・早川隆久は5回2/3・117球を投げ8安打8奪三振3四球1失点と苦しみながらも粘り強く投げ、今季初勝利を挙げた。
相手先発の小島和哉は、早川にとって早稲田大学の2年先輩にあたる。白熱の「早大対決」が期待されたが、小島も5回104球7安打9奪三振4四死球3失点と球数が嵩む投球。やや安定感に欠けた両投手に、12日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも厳しい声が上がった。
解説の館山昌平氏は「開幕投手を務めた2人だけに、5回で100球を超えてしまうのは、チームとしてももう少しテンポよく投げてほしいという部分があると思う」と指摘。テンポを作るためには「ともに先頭打者を5イニングで4回出塁させてしまった。エースになるためにも先頭打者への投球がさらに求められるのかなと思う」と、先頭打者を抑えることの重要性を述べた。
最後に「2人には7回、8回を投げ切るピッチングがカードの頭として求められる。その位のエースになってほしい2人」と期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』