守りのミス連発で大量失点の森に岩本氏「一球一球は悪くない、打ち取っている当たりだらけだった」
DeNAは14日、ヤクルトと対戦し0-9と大敗。先発の大貫晋一が5回1/3を5安打5奪三振3四球2失点と試合を作るも、3番手の森唯斗が移籍後初登板を果たした7回に守備陣のエラーが連発。一死一塁で3番青木宣親が牧秀悟のファンブルにより出塁。一死一・二塁で4番サンタナ・5番オスナに連続タイムリーを浴び2点を失う。この失点で止めておきたい場面で、6番川端慎吾が佐野恵太の後逸により出塁。一死二・三塁から7番長岡秀樹の犠飛でさらに1失点。その後も8番中村悠平・9番丸山和都の連続安打で2失点。さらに1番塩見泰隆が石上泰輝の悪送球で出塁する間に2点を失い、この回だけで7点の大量失点を喫した。森は7失点(自責1)と苦しい初登板となった。
味方の3エラーで思わぬ大量失点となった森に、フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも擁護の声が上がった。
齊藤明雄氏は一つ目のエラーの場面に着目し「牧が二ゴロでの併殺を焦ってしまった」と分析。「今日の森は初登板だったが、7つくらいアウトを取っているような感じだった」と森の苦労を表現した。岩本勉氏も森に対して「厄払いのように悪いものが全部出たと考えた方がいい。一球一球は悪くない、打ち取っている当たりだらけだった。気落ちせずに、いつも通り出てもらえれば良い」と今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』