2024.04.18 18:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 5 | 終了 | 11 | 東京ヤクルトスワローズ |
バンテリンドーム |
「何が素晴らしいかと言うと…」
ヤクルトが中日との乱打戦を制し、このカードでの3連敗を食い止めた。この日は初回から主砲の村上宗隆のホームランを含む5安打を集め3得点。2回にもホセ・オスナのホームランが飛び出すと、4回と5回にも効率よく加点し、中日先発・柳裕也を5回途中でKOしてみせた。
好調の中日も粘りを見せ2点差まで追い上げるが、9回にオスナが満塁でこの日2本目のホームランを放ち、終わってみれば11-5と大勝を収めた。
18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した仁志敏久氏は、村上宗隆に対し「何が素晴らしいかと言うと、ボールの見極めですね。柳はコントロールがいいのでギリギリのところを突いてくるんですけれども、しっかり見逃して最後は 中に入ってきたボールを仕留めて逆方向のホームラン。村上はやはり逆方向に打ちだすと余裕も出てくるかなというところなので、非常にボールを引きつけられていて、いいホームランだった」と第一打席のレフトへの一打を分析。
さらに「もう1つは詰まりながらのセンター前ヒットですね。これは焦って体を振ると、バットと体が離れてしまうのでボールを捉えることはできないんですけれども、やはりホームランを打ったときのように、ボールを引きつけるというところに慌てた様子がないので、これから絶好調の村上が戻ってきそうな気配を感じました」と5打席目のヒットに光明を見出したとした。
また“サイクルヒット超え"の活躍をみせたオスナには「すごいですね。 いろんな球種を打ってるんですよね。変化球も、高めの真っすぐもヒットしていますし、2本目のホームランもそうなんですけども、高めの真っすぐの 強いボールもしっかり打ってるし、変化球もしっかり引き付けて打っている」と手が付けられない状態だと脱帽していた。
打線の核の2人の調子が上がってくれば、ヤクルトの順位も自ずと上がっていきそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』