得点も3点以下の試合が続く…平松氏「巨人・阿部監督が言っていたことがDeNAにも必要」
DeNAは19日、ヤクルトと対戦し3-4と接戦を落とし、13日からの連敗も「5」となった。打線は2回、1番度会隆輝と3番佐野恵太の安打で二死一・二塁とすると、4番牧秀悟の適時二塁打で2点を先制した。3回にヤクルトに1点を返されるも、5回に2番関根大気の四球と3番佐野の安打で一死一・三塁のチャンスを作り、4番牧の犠飛で3-1とリードを広げた。しかしその直後に1点を返され、6回に同点、8回に逆転を許す。3-4で迎えた9回、代打戸柱恭孝の内野安打と2番関根の四球で一打同点の場面を作ったが、3番佐野が左飛に打ち取られ敗戦となった。
DeNAはこの5連敗で得点が3点以下の試合が続く。この状況に19日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも厳しい声が上がった。
谷繫元信氏は、2回無死一・二塁の場面での7番山本裕大の三直と二塁走者・宮﨑敏郎の飛び出しによる併殺の場面を挙げ、「犠打も考えられる中、ここ4試合の得点の低さから、大量点を取りにいきたかったのでは」と分析するも「(その采配で)余計に悪くなっている」と指摘。平松政次氏は「巨人の阿部慎之助監督が、『チャンスの時でも堅く堅くゲームを進めていきたい』という話をよくしているが、それが(DeNAにも)必要だろう」と敵将の言葉を引用しながら苦言を呈し、「早い回に点が取れずに勝っていないチームというのは、より点を取りやすい形を作る」ことが大切だと述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』