巨人の高橋礼が13時30分開始予定の広島戦（マツダスタジアム）に先発する。

　高橋はここまで3試合・19イニングを投げて、リーグ2位の防御率0.47。2勝0敗と抜群の安定感を誇る。登板した3試合はいずれも東京ドームだったが、今季初めて屋外球場でのマウンドとなる。

　マツダスタジアムのイメージについて「特にはないですけど、特殊なマウンドと聞いているので、明日（21日）の朝もしっかり確認しますし、早く対応できればなと思います」と話し、「天気が怪しい感じなので、前足が滑ったりして若干コントロールがズレる可能性はあるんですけど、その辺も準備してきている。対応しながら、風、影の向き。自分はマウンドと頭が近いので気になる。18.44m先の結果に集中したいなと思います」と対策はバッチリ。

　前回登板の広島戦では0－0の3回に矢野雅哉に三塁盗塁を決められ、野間峻祥の内野ゴロの間に矢野の生還を許し今季初失点を喫した。「三盗された場面が鍵になってくるというか、走ってくるとわかっている中で走られた。首を振る回数、タイミングを変えて、1個でも先の塁を進ませないようなピッチングができれば」と、盗塁されないようにマウンド上で色々と対応していくつもりだ。

　大瀬良大地との投げ合いになるが、高橋は「大瀬良さんとお互いいいテンポでいい展開を作れたら」と意気込んだ。。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）