「4回はフォーク、7回は直球」軽打でチャンス拡大し天敵・佐々木に勝利!
ソフトバンクは23日、ロッテと対戦し4-2でカード初戦を勝利した。打線はロッテ先発・佐々木朗希の前に3回まで無得点に抑えられたが、4回にこの試合で通算1500試合出場となった2番今宮健太が安打を放ち出塁。3番柳田悠岐も安打で続き、無死一・二塁と先制のチャンスを作る。4番山川穂高は左飛となるも2塁走者今宮が進塁。一死一・三塁の場面で、ここまで佐々木に対して18打数無安打12三振の5番近藤健介が三塁線を破る適時打を放ち、先制に成功した。その後相手の失策もあり1点を追加した。
今季初の最速160kmを記録した難敵・佐々木を見事攻略したソフトバンク打線に、フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも注目が集まった。
笘篠賢治氏は、4回の攻撃について「(打順)二回り目から追い込まれるまでは普段のスイングで打ちにいくが、追い込まれたときにチーム皆で長打を捨てて軽打で食らいついていく。佐々木のフォークボールについていくという徹底した攻めで攻略できた。良い繋がりだった」と、今宮・柳田・近藤の三者がフォークを安打にした点を高評価。
7回については「二死から牧原が出て足を絡めて揺さぶる。どうしても次の1点が欲しい場面で、チャンスが巡ってきた川村が貴重な1点を挙げる。牧原も川村も打者が有利なカウントに持っていって、この回は直球を狙って見事に捉えた。非常に良い攻撃だった」と4回と異なり佐々木の直球を捉えていった攻撃を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』