借金もワーストの6…「毎年のことだが」と指摘した打順とは?
先週までの9試合で1勝8敗の西武は23日、巻き返しを狙う今週のカード初戦でオリックスと対戦し、2-1と僅差で敗北した。打線は2点を追う4回、先頭の2番中村剛也が二塁打を放つと、3番佐藤龍世と4番アギラーが連続四球で無死満塁とチャンスを作る。この場面で5番炭谷銀仁朗が相手の失策で出塁し1点を返すも、6番若林楽人と7番外崎修汰が痛恨の空振り三振。二死満塁で8番長谷川信哉が中飛に倒れ、好機を生かせなかった。その後も打線は振るわず、今季2度目の3連敗を喫した。
12三振と拙攻が目立った西武打線に対して、23日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも厳しい声が上がった。
笘篠賢治氏は「(チャンスの場面で)当てにいって、ボール球に手を出してしまう」と分析し「点が取れない負の連鎖」と嘆いた。この試合でも2番に中村が入るなど安定しない打順については「毎年のことだが、結局1・2番が決まらない。そこが解消されないかなと思う」と苦言を呈した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』