2024.04.29 14:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 6 | 終了 | 8 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
ZOZOマリン |
● ロッテ 6 - 8 楽天 ○
<6回戦・ZOZOマリン>
ロッテの茶谷健太が29日の楽天戦で、4月12日以来となる安打を放ち、これが右中間を破る2点適時二塁打となった。
7回の守備から途中出場した茶谷は、4-8の8回一死一、二塁で迎えたこの日初打席、渡辺翔太が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールを逆らわずに右中間を破る2点適時二塁打。
吉井理人監督は試合後、茶谷の2点適時二塁打に「茶谷はちょっと苦しんでいたんですけど、やっと1本出てよかったです」と振り返った。
茶谷は昨季自己最多の79試合に出場し、打率.284をマーク。左投手に対しては打率.375と得意にしていた。今季は友杉篤輝とショートのレギュラーポジションを争うことになったが、友杉が一時打率リーグトップに立つなど好調だったのに対し、茶谷はなかなか状態が上がらず、試合前まで打率.115。スタメン出場した4月21日の日本ハム戦を最後に、一軍の公式戦では打席に立っていなかった。
開幕から当たりがなかったのは、他球団が研究しているとかも関係しているのだろうかーー。
「それはちょっとわからないですけど、ただ単に自分が打てないだけ。去年と比べて映像、配球を見たりしています。去年振っていなかったボールを今年はボール球を振っちゃったり、去年この感じで打てているのにズレがあって打てなかったり、色々問題があるとは思いますが、そこをもっと突き詰めてなんとかいい状況に持っていけるようにとやっています」。
これまでは状態を取り戻すために“センター返し”を意識して打撃練習していたが、そこにプラス何かやっていることはあるのだろうかーー。
「とにかく強い打球ですね。調子が悪い時はセカンドとかライトとか擦ったような打球が多いので、バットとボールをパチンとしっかり当てられるような強いライナーを意識して打っています」。
4月23日の楽天二軍戦、「全然振れていないので、多少ボール球でもいいから思い切って強く打ちにいこうと思いました」と、0-0の初回二死走者なしの第1打席、大内誠弥が投じた初球のインコースストレートをレフト線に放った安打は、初球から積極的に打ちにいく“茶谷らしい”バッティングだった。同日の二軍戦に、「自分の課題であるところができたので、バントを含めてですけど、そこは最低限良かったのかなと思います」と振り返った。
4月23日の楽天二軍戦で安打を放ち、途中出場となった29日の楽天戦で2点適時二塁打を放った。「今のところ、出られる場面というのはすごい限られてくると思うので、なんとか出た中でチームに貢献できるようにやっていきたいと思います」。これをきっかけに復調していきたいところだ。
取材・文=岩下雄太
<6回戦・ZOZOマリン>
ロッテの茶谷健太が29日の楽天戦で、4月12日以来となる安打を放ち、これが右中間を破る2点適時二塁打となった。
7回の守備から途中出場した茶谷は、4-8の8回一死一、二塁で迎えたこの日初打席、渡辺翔太が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールを逆らわずに右中間を破る2点適時二塁打。
吉井理人監督は試合後、茶谷の2点適時二塁打に「茶谷はちょっと苦しんでいたんですけど、やっと1本出てよかったです」と振り返った。
強く振ることを意識
茶谷は昨季自己最多の79試合に出場し、打率.284をマーク。左投手に対しては打率.375と得意にしていた。今季は友杉篤輝とショートのレギュラーポジションを争うことになったが、友杉が一時打率リーグトップに立つなど好調だったのに対し、茶谷はなかなか状態が上がらず、試合前まで打率.115。スタメン出場した4月21日の日本ハム戦を最後に、一軍の公式戦では打席に立っていなかった。
開幕から当たりがなかったのは、他球団が研究しているとかも関係しているのだろうかーー。
「それはちょっとわからないですけど、ただ単に自分が打てないだけ。去年と比べて映像、配球を見たりしています。去年振っていなかったボールを今年はボール球を振っちゃったり、去年この感じで打てているのにズレがあって打てなかったり、色々問題があるとは思いますが、そこをもっと突き詰めてなんとかいい状況に持っていけるようにとやっています」。
これまでは状態を取り戻すために“センター返し”を意識して打撃練習していたが、そこにプラス何かやっていることはあるのだろうかーー。
「とにかく強い打球ですね。調子が悪い時はセカンドとかライトとか擦ったような打球が多いので、バットとボールをパチンとしっかり当てられるような強いライナーを意識して打っています」。
4月23日の楽天二軍戦、「全然振れていないので、多少ボール球でもいいから思い切って強く打ちにいこうと思いました」と、0-0の初回二死走者なしの第1打席、大内誠弥が投じた初球のインコースストレートをレフト線に放った安打は、初球から積極的に打ちにいく“茶谷らしい”バッティングだった。同日の二軍戦に、「自分の課題であるところができたので、バントを含めてですけど、そこは最低限良かったのかなと思います」と振り返った。
4月23日の楽天二軍戦で安打を放ち、途中出場となった29日の楽天戦で2点適時二塁打を放った。「今のところ、出られる場面というのはすごい限られてくると思うので、なんとか出た中でチームに貢献できるようにやっていきたいと思います」。これをきっかけに復調していきたいところだ。
取材・文=岩下雄太