「それを打ち返したのが素晴らしい」投打でDeNAキラーぶりを発揮!
5月初白星を狙う広島は4日、本拠地でDeNAと対戦し4-1で勝利した。広島先発・森下暢仁は、2回に味方の失策も絡み先制を許すも、その後は6回2/3まで無安打投球を続けた。7回を投げ切った直後の攻撃で、9番森下は一死走者なしから安打で出塁。1番秋山翔吾も安打で続き、2番菊池涼介が四球を選び一死満塁と好機を作る。3番野間峻祥の二ゴロの間に三塁走者・森下が生還し同点に追いつくと、4番代打・松山竜平が勝ち越しの3ランを放ち、これが決勝弾となった。
今季3勝目を挙げた森下は、打撃でも自身2度目の猛打賞と投打でチームの勝利に貢献。特にDeNAに対しては、通算成績8勝3敗・打率.342を誇るキラーぶりをこの日も遺憾なく発揮した。森下の大車輪の活躍には、4日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも絶賛の声が寄せられた。
斎藤雅樹氏は森下の打席について「0点だったので何とか自分で打つ気満々だった」と分析すると、田尾安志氏は「投手も森下に対して内角を攻めてきている。普通打者が投手だったら外角中心に投げてくるのが礼儀なんだけど、森下には内角で勝負に行っている。それを打ち返した森下は素晴らしい」と野手顔負けの打撃を見せた森下に称賛を送った。
森下の投球についても斎藤氏は「いつも必ず7回1・2失点くらいで投げてくれる。防御率も1.37。先発でこれだけの成績は素晴らしい」と高評価だった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』