若手ピッチャーとベテランの力で勝利
巨人が中日に4-1と快勝。このカード勝ち越しを決め、首位阪神まで0.5ゲーム差まで肉迫した。この日は巨人先発・堀田賢慎が、今シーズン2度目の先発。中日打線に6安打を許しながらも要所を締め、6回を投げきれなかったが無失点ピッチングを披露した。打線は初回、坂本勇人の犠牲フライで先制すると、8回には二死満塁で長野久義がランナー一掃のスリーベースで試合を決めた。
先発では642日ぶりの勝利を挙げた堀田に対し、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した平松政次氏は「身体も大きいし、持ってるものがいいんでね。チャンスをもらったらこうやって投げていけば、必ずまたチャンスがありますよ。いいボール投げてますんでね」と高評価。
もう一人の解説者・坂口智隆氏も「立ち姿がいいですね。足を上げた時のピッチャーらしいと言いますかね。そして低めに決まる球は角度もありますし、強さもあるので、 経験を積んで頑張ってほしいですよね」と今後の成長に期待した。また終盤に貴重なタイムリーを放った同級生の長野には「まだこうやって頑張ってくれるっていうのは、本当に嬉しいです。とにかく、長くやってほしいですよね。応援するしかできないですけど」と息の長い活躍を心から望んでいた。
若手ピッチャーとベテランの力で勝利した巨人。この勢いを、週末のヤクルト戦にぶつけていく。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』