2024.05.22 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 12 | 終了 | 0 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
京セラD大阪 |
展開に左右されず「さすがベテランという投球」
ソフトバンクは楽天に12-0で大勝。今季2度目の6連勝で貯金は今季最多を更新する「19」となった。
ソフトバンク打線は初回、4番・山川穂高が11号3ランを左翼5階席へ運ぶなど一挙5得点のビッグイニング。続く2回も山川の2打席連発となる12号2ランなどで4点を奪い9-0と大量リードを奪った。4回以降も6番・栗原陵矢の右前適時打などで3点を追加。前夜23安打21得点を記録した強力打線は、この日も12安打12得点と猛威を振るった。
強力援護を受けた先発の和田毅は立ち上がりから安定した投球。7回まで楽天打線に二塁ベースを踏ませず、7回3安打無失点の快投で今季2勝目を手にした。
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では和田の快投をピックアップ。解説者の齊藤明雄氏は立ち上がりの投球に注目し、「初回の14球でコースを間違える投球がなかった。上々の立ち上がり」と評価した。
味方打線の猛攻で2回からは大量リードの状況が続いたが、齊藤氏は「こういう展開だと相手投手につられて点を取られるペースになったりもするが、さすがベテランという投球をしているなと感じる」と、気を緩めず淡々とアウトを重ねる和田の投球を絶賛。「ボールの緩急のつけ方、攻めどころでの右バッター、左バッターに対するインサイドの投げ方が計算通りに見えた。7回まで102球、これからもまだ行ける感じですよね」と、43歳左腕のさらなる飛躍に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』