「もう少しやる気を出して、反省を」と選手へ奮起を促す
西武は26日の試合後、松井稼頭央監督の休養と渡辺久信GMが監督代行を兼務することを発表した。渡辺監督代行は会見で「11年前にユニフォームを脱いだ時に現場には戻らないつもりでいたが、状況を打破するために自分がやるしかないと思った」と意向を述べた。渡辺監督代行は、28日の交流戦から指揮を執ることとなった。
ここまで15勝30敗と苦しい戦いが続いた西武の発表は、26日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな話題となった。
齊藤明雄氏は「これは松井監督一人の責任ではない。監督がこういう気持ちになったということは、選手がもう少しやる気を出して、反省をしてやらなければいけないと思う」と苦言を呈した。さらに「渡辺GMも覚悟をもってやると言っているので、選手にも相当発破を掛けて、気合を入れてやっていくだろう」と選手の奮起を促した。
交流戦を前にした異例の発表に、仁志敏久氏も「まだ5月だが、借金15を返すのはなかなか難しいと思う」と述べ「西武にとって、松井監督は最後の切り札的人物だったと思う。その人がこのような状況になってしまい、残念」と思いを滲ませた。最後は「これからの一波乱、二波乱に期待したい」とチームへ激励を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』